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Ubuntu 14.04 LTS でRAID5を構成してみた

宅内のNASがそろそろ一杯になりそうなので半年前程から構想していたファイルサーバの新設に着手した。

構成としては3TB*6なHDDでUbuntu 14.04で動かす。
サービスとしてはNFSを中心にSamba、FTPなどのファイル関係のサービスを立てる予定。

ちなみにOSの選定はFreeNASと迷ったんだけれどFreeNAS(というかFreeBSD)がなかなかNFSv4を取り入れてくれないことと、湯バード先生からの「Ubuntuでやれば簡単だよそんなん」という強い後押しをもらって助けてもらいながら着手。

 

というわけでまずはベースとなるRAIDの構成。

一応ファイルサーバなので冗長化構成にしようとおもっていて、3TB*6をRAID5かRAID6かに。もともと2TBをFreeNAS 0.7系のRAIDZで運用している。で、今回の新設&リプレイスでも冗長化をしたいなぁ、と。ちなみに前回のファイルサーバでは幸いな事に障害は発生せぬまま終わりそう。

で、いままであまり気にせずにRAIDとかやってたんだけれど、6台だと容量の効率とか耐障害性とか色々あるなぁということで、RAIDについて調べてみた。

下記のサイトが非常にわかりやすくまとめてくれていた。


HDD6台でRAID5構成
(0.03^6)+(0.03^5*0.97*6)+(0.03^4*0.97^2*15)+(0.03^3*0.97^3*20)+(0.03^2*0.97^4*15)=0.01245587
→障害確率1.25%(3台構成の時の5倍!)
※HDD有効利用率は83%

HDD6台でRAID6構成
 (0.03^6)+(0.03^5*0.97*6)+(0.03^4*0.97^2*15)+(0.03^3*0.97^3*20)=0.000504418
 →障害確率0.05%
 ※HDD有効利用率は67%

RAID構成のHDDの障害発生率一覧 | Asterisk Staff Blog

 

なるほど、RAID6(HDD二台を冗長化用)とすると障害発生率がかなりひくくなる、ということらしい。

でも3TB*6でも12TBしか容量を使うことができず、容量の実効効率が…、ということでRAID5を選択。

 

さてではRAIDの種類も決まったことで早速RAID5の構築へ。

下記のサイトを参考にしながら取り組みました。

Ubuntu mdadm その54 – RAID 6アレイを作成する基本的なコマンドの例・作成したアレイの確認と利用 – Ubuntu kledgeb

今回の構成ではUSBメモリにOSを入れてある。HDD等の構成は以下の通り

HDD1 /dev/sda
HDD2 /dev/sdb
HDD3 /dev/sdc
HDD4 /dev/sdd
HDD5 /dev/sde
HDD6 /dev/sdf

USBメモリ(ブートディスク) /dev/sda

この中でHDD1〜6をRAID5にする。

shell> sudo mdadm --create /dev/md0 --level=raid5 --raid-devices=6 --chunk=512 --verbose /dev/sd{a,b,c,d,e,f}

これでraidが構成される。確認は/proc/mdstatを見る

cat /proc/mdstat
Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10]
md0 : active raid5 sdf[6] sde[4] sdd[3] sdc[2] sdb[1] sda[0]
14650675200 blocks super 1.2 level 5, 512k chunk, algorithm 2 [6/5] [UUUUU_]
[==========>..........] recovery = 54.5% (1598589964/2930135040) finish=219.0min speed=101293K/sec

unused devices: <none>

この状態でRAIDの同期中なのであとは同期完了まで待てばOK!