
wordcamp(以降、wc)とは:WordPress的な何かに関わるユーザーによるユーザーのためのイベントです。
http://japan.wordcamp.org/what-is-wordcamp/
です。要は
こういうことです。
このWordCamp Fukuoka (以降、wcfukuoka )は2回目とのことです。
http://2011.wordcampfukuoka.com/
私としては、初めてのwc参加です。wordpress ユーザーとしてはペーペーの私ですが、前回OSC同様、とりあえず行ってみました。
参加登録が400人と巨大イベントとなってました!福岡力ですなぁ。すごい。福岡で行われるイベントって他のどこの地域にもない特色があるらしいです。
「参加者を楽しませよう。」 「スタッフはすでに楽しい。」 「みんなでやったら楽しいじゃない!」
そんな、思いが一瞬で伝播していきます。WordPressのイベントではあるんですが、福岡力をもらいに行ってるような気がしないでもないです。九州に福岡があってよかったなぁ!って思いました。もちろん講演の内容も素晴らしかったです。納得、確信、新着情報、アドバイス・・・すぐに実践投入できることもあるけど、こうやってログを残すことで、自分が問題に遭遇したときに甦ってくるはず。
まず、自分ができることは 「レポートというカタチでアウトプットすること。」 と思いました。
今回のwcfukuokaのテーマは「Publish」。
近年ハードウェア的にも普及し始めてきた、電子書籍はもちろん、wordpressそのものが、「blog tool and publishing platform」という位置づけであることから、今回のwcfukuokaでは「公開する」という広義な意味合いが強い内容のプログラムが多く見受けられました。
(私はwordpressの基礎的なものを中心に選択し、講演を聞きました。)
午前中はアンカンファレンスということでしたが、これには時間的な関係で参加しませんでした。今思えば、無理してでも参加したほうがよかったかなと思いますね。
アンカンファレンスとは: http://2011.wordcampfukuoka.com/event/unconference/
さて、午後の部、開始です。まずはでかい講義室でみんなで開会式と一発目の講演。
1.「パブリッシングツール WordPressのこれから」 マクラケン直子 さん
WordPress.com を運営する Automattic,Inc 所属のハピネスエンジニアな方です。wordpress拡散にとっても貢献されている方です。
「wordpressは誰のもの?:オープンソースプロジェクトにかかわるすべての人のもの」
内容としては、導入にworpressの紹介、出版関係を中心に採用事例などがありました。何度見ても、wordpressのオープンソースとしての成功は素晴らしいですね。
後半は本題の wordpress for 「Publishing Tool 」について
そのメリットとは:
・柔軟性
・ユーザビリティ
・拡張性
・Ownership
のことを言われてました。わかっていても改めてみると、全てを満たすことは難しいけど、それが本当に大切なんだと思います。そして、あまり意識してなかったけど、Ownership は重要な付加価値ですよね。
このあと、wordpress 日本公式キャラクターが決定しました!との報告
http://ja.wordpress.org/2011/02/19/wordpress-japan-character/
デザイナーはカネウチカズコさん。名前募集中ですとのこと。とってもかわいいんだけど、どこか遠くを見てる目としっぽはどこか賢そうな雰囲気がありますね。今日もらったマグカップの中底にもいます!
さて、ここから教室を3つにわけて講演が始まります。最初に聞きに行ったのは
2.「クライアントがCMSで楽に更新できるようにする工夫」 金内 透 さん
javascriptを利用して、お客さんの投稿ユーザビリティを向上させる(技術的サポートする)ことについて。
なぜプラグインでなくjavascriptなのか → 汎用性を上げるため。
プラグインだと、各CMS専用となってしまい、汎用性が落ちてしまう。jsであれば、専用品ではないので、流用が簡単になり、制作コストや実績積み重ねによる信頼性の向上などが狙えます。さらにはjQueryの登場により、もっと手軽になっています。
例題は
・ダウンロードファイルなどに自動的にアイコンをつけてあげる
・見出しのデザイン性をあげる(保つ)
(wordpress標準装備のタグとスタイルシートだけでは、例外に対応できない部分をjsで補助してあげる。)
・外部リンクにclassやtarget=”_blank”を付与してあげる
・記事内でリスト化されたものを自動でスライドショー化など
少しマクロな視点で。そもそも納品されたwordpress本体の操作方法はどうサポートするか(マニュアルとか)という話
いろいろ省いて言うと、操作の基本的な部分は「め組」さんのマニュアルにリンクを張って、さらに印刷して渡しましょう!ってことです。
あとでLTであったのですが、「め組」さんのマニュアルには好評の動画マニュアルがあります。それをみんなで作りましょう!ってことも同時にお知らせしておきます。
http://www.10press.net/
http://megumi-manuals.com/
で、残ったその納品先専用設計部分のマニュアルを作りましょう!というお話です。
決まった納期でマニュアルを一から作るより、専用部分のみ同じ期間(or短縮)で作ればクオリティの向上やコスト低減にも効きますね。
ほんとにみんな幸せですね。
オープンソース的なこの感覚にはほんとに助けられます。なかなかお返しできる能力を持ち合わせておりませんが、まずはこうやってブログにレポートをアウトプットしていくことから始めます。
3.「スプラッシュムービーをつけてくれと言われたら…」 おおくぼ ひろあきさん
http://2011.wordcampfukuoka.com/speakers/okubo/
お客さんにスプラッシュムービーをつけてくれと言われたら… 全力で断りましょう! というお話です。
スプラッシュムービーとは
http://oshare.chips.jp/ref/dictionary/splash.html
あぁ、これほんとうに嫌いです。リンク開いてこれだったら、光の速さでSkipリンクを探します。
もしこれを依頼されたら、全力で断るべき!(特に見たいコンテンツとか密接に関係ない広告なんかは) とのことでしたw
多くの場合、そうだと思います。
例えば、
スーパーで砂糖を買いに来たお客さんに対して、扉開いた瞬間に何も聞かずに塩や醤油をゴリ押しするようなもんですから。次の日、今度はみりんを買いに行っても、塩や醤油をゴリ押しするんですしね。何度行っても一緒。
そら、全力で無視(Skip)しますよね。悪い印象を与えることのほうがほとんど。
無駄Flashコンテンツにある弊害:うざい・邪魔挙句の果てにはCPUやメモリ食いで、最悪Freezeとか。(最近はPCでは減ったでしょうけど、スマフォは例外じゃないですよね)
こういわれるとDQNから暴走族までよりどりみどりな感じですね。
とはいえ、当然良質なFLASHコンテンツはあるわけで、よりよいFlashコンテンツには明確な制作意思が必要だってことです。
worpress的な話は、バックエンドにはほとんど触れずに、メインの開発に注力できるよね!ってことでした。やっぱり、結果的に分担作業みたいになっているので、みんな幸せですよね。
余談ですけど、日産リーフのHTML5のサイトはすげーですね。
http://www.nissanusa.com/leaf-electric-car/index#/leaf-electric-car/index
4.「WordPressのプラグインを公開してみて」 堀家 隆宏さん
プラグイン公開の魅力
確認画面つきお問い合わせフォームプラグイン
公開してから: 使用した履歴、メッセージなど反響をいただく
こういうのってうれしいですよね。誰かの役に立てたってことが直に感じられる。モチベーションの維持とアイテムの技術的発展への活力ですね。
本来、個人開発のむずかしさにはプロモーションって部分があったけれどwordpressにはすでに大量のユーザがいる上にユーザーコミュニティが確立されつつある状況からそのプロモーションがそれほど困難ではないというのが魅力的だったと。
それにしても、話を聞けば聞くほど、みんな幸せになっていく感じがしてきましたw
5.「WordPressテーマのつくりかた -WordCamp Fukuoka 2011の場合-」 山口有由季さん
今回のwcfukuoka 2011のサイトのテーマを用いたwpテーマの作り方
今回の「Publish」というテーマは多様性を含んでいたため、デザインセプト決定段階ではか中々統一したものは得られず、という状況だったので敢えてそれを利用し、多様性を主張するテーマとなったとのこと。
内容としては別資料をベースにwordpressのテーマの作り方を一気に解説。
資料はこちら。
http://blog.v-colors.com/wordcamp-fukuoka2011-report.html
基本ではあるのでしょうが、こうやって人のスタンダードに触れられるってのは初心者にはちょっとありがたいことです。
最後に、wordpressコミュニティのすすめ
みんなで集まってなにかやるってのは楽しい!
6.「魔法のぼうし」パブ―のお話」 kanac さん(4コマブログ(wordpress)、Puboo(電子書籍)歴半年という方。)
発表資料(Pubooにあります!)http://p.booklog.jp/book/21068
初めての電子書籍系のセッションを聞く。自分は利用したことがないので、まずはユーザーがどういう視点で利用しているのかを知りたく、今回はこれのみとしました。
絵を描いたり、書き物したりすると「作品を発表したい」と思うようになる。
個展?ポートフォリオ?webサイト? → webサイトにしよう
・wordpress
・Puboo
Pubooとは http://p.booklog.jp/about/service
・ブクログの姉妹サービス
・電子書籍が簡単につくれるて販売もできる
Pubooによる「魔法のぼうし」 http://p.booklog.jp/book/2892 制作
・操作が簡単
・PDF、ePub形式でダウンロード
・外部への宣伝、ブログやソーシャルネットワークサイトとの連携も充実(読者反応がわかりやすく、うれしい → 作者にやさしい設計)
kanacさんはPubooを 「cafe puboo」と表現されていました。
本を描くことを「コーヒーを淹れる感じ」に例えて。
周りの雰囲気や日々の状況が書く内容が左右されて、日々味がかわるような感じ。コーヒーを淹れる側(作者側)もいい気分になる香り。
電子書籍の登場が執筆の世界を「ビル」のようなかっちりして入口出口も決まっててっていうものから、「山」のように裾野が広くて、比較的自由なものに変わりつつありそうです。
こういう風に規格ががらっと変わってしまうと賛否両論でてくるのは当然だけど、それぞれの良さを尊重しあうことで調和が取れていくんだろうな。
7.「AIP?」 村上 純志 さん
2003年設立 NPO 高度IT人材アカデミー http://www.npo-aip.or.jp/ のことです。
先月、BaserCMSの勉強会にが行われた場所が、このAIPさんが提供されているAIP cafe とよばれる共有スペースです。Twitterをみていると、頻繁に誰かが出入りしていて、参加者主導の活発な活動がされていることが感じられます。
人材育成を主眼に事業展開。各種イベントの協賛にも。今回のwcfukuokaの主催者もAIPさんです。
人材育成とは
知識だけでは意味がない。 良い人材 = 経験 X 技術 X 人間性 :これらを兼ね備えた人材を育て、ITの高度な活用と地域活性化を促進する
交流の場の提供 → AIP cafeの提供
サービスの変化や多様化にも柔軟に対応できる人財作り。
地域活性化についての活動
「大名なう」 について
地域商業系(学習?)コミュニティ
大名地区の店舗さんの代表などを集めて、ITツールの利用などについて検討したり、教育したりしている。
資格や講座なども用意されていて、思想と活動とが一致して活動されているのがよくわかる。
だからみんなついてくる。それと「場の提供」ってほんとに大事ですね。うらやましい!!!
8.「デザインのはなし」 吉川伸彦さん 山田ヤスヒロさん (聞き手: ヌーラボ 橋本さん)
デザインについて思うことを
Publish と Proccess にはデザインの関わりが重要な要素
デザイン:設計
という意味だから必ず根拠がいる。デザインは見た目とか表面的なものだけじゃない。
根拠・コンセプト ← デザインの役割がある
(マインド設計からデザイナーが参画:ヌーラボさんCacooの例)
Webデザイン
ユーザーに正しく使ってもらうことを考える。それがデザイナーの仕事。
そのためにも・・・デザイン根拠の必要性
一般に、デザインの種類というのは3つ
・Visual Concept デザイン ・
・工業デザイン ・
・環境デザイン
じゃぁ、Webデザインは?
Webは書籍と違い、表示部全体に操作系が必ず付いてくる。
つまりVisual Concept デザインと工業デザインの両方があるのでは?
プロダクトデザインの考え方を常に意識する
書体の選択
考え方:その言葉をどんな声で伝えますか? それをイメージして書体を選ぶようにする。
(クライアントに発言の主旨や姿勢を聞く必要がある)
プロジェクトの性格によるフォント選びをすること。
エレメントの配置
画面上での目線の動き
Fの法則 Zの法則
空間の使い方
デザインの4原則:Contrast(コントラスト)・Repetition(反復)・Alignment(整列)・Proximity(近接)
必要なものが必要なときに出てくるデザイン
とりあえず一画面に全部の情報をのせようとしない
質問タイム
デザインがぶれないようにするには?
根拠を理屈に落とし込み提示する。(イメージのままにしない)
Webデザインというより、デザインが苦手な私は、デザインを行いません。基本的に。
でも、意識付けするポイントをはっきりしておかないと、と思って参加しました。
フォントに気をつけるーって思ってても、どう気をつけるのか?って思ってたところも、解決した。
このブログもひどいもんなので、また手を入れる予定です。
山田さんの会社 Bulanco のサイトがなぜか好きなので、聞けてよかったです。
9.Lightning Talk
1.め組 の人
め組マニュアルについて。
wordpressってマニュアルないよね?ってところから
http://megumi-manuals.com/
め組さんのフルオープンな姿勢はほんとうに素晴らしいです。これからいっぱい活用して、クライアント大喜び!させたいです。
2. WordBench 香川 の人2名(はんせんどうさんとつついさん)
フックとコールバックについての説明
プラグインAPI → WordPressの特定のポイントで任意のPHP関数を実行できる。
L [ add_filter と add_action]
プラグインでrealカレーうどんを作ってましたw 見えませんでしたけどw
3.TinyMCEとその活用 (株)デジコム加藤芳威 さん
TinyMCE とは
TinyMCE advanced で文字の大きさ変更も可能に。
4.福岡系プログラマーの人 福地 庸吉 さん
脅威の 70歳 LT!!
昨年のwcfukuokaでwordpressと出会い、積極的に活用するようになったことを話されていました。
それに加えて、マルチサイトの稼動に際しての注意点。
サーバーによってはapache(httpサーバー)のディレクトリ設定でAllowOverrideを許可する指示が必要ですよ。
5.有名ブロガー カイ士伝さん
どんどん「Publish」のアドバイス。
準備:WordpressとFlickrの連携(WordPress Media Flicker プラグイン)
1.とりあえず、使う写真をどんどん挿入→画像を見ながら文章を書く
2.ブログの冒頭に「まとめ」。論文的なAbstract + ちょっと結論かな?
3.タイトルをつける(タイトルで内容がわかるように)
「ブログはソーシャル時代の大事な基地」 そういえばYamada_ntさんもそんな感じのことを言っていたなぁ。
http://bloggingfrom.tv/wp/ ←長文ブログの例 カイ士伝さんの本イベントレポート
ラスト.懇親会
近いうちに名前募集されるみたい。
(自分ならソワップとかソワープとかかなー。カワウソに見えるんだよなぁ)
http://ja.wordpress.org/2011/02/19/wordpress-japan-character/
懇親会は歩く隙間もないほど、人で埋め尽くされました。
ものすごい活気でした。
食べる << しゃべる
wcfukuokaの本番は懇親会ってのもうなずけます。
まだまだ、うまく輪に入れませんが・・・(やっぱり、少しは自信持って話せるだけのネタをもてるようにならないと!)
名刺に”何か”を背負わせるのが、今年の大目標。
ふぅ。楽しかった!
帰りは終電に間に合わずネカフェに沈没して、ダイヤのエースを読みつくしました。あれ読み出すと、寝れない・・・
スタッフ、スピーカー、その他関係者の皆々様方へ
本当にお疲れ様でした!こんな素晴らしいイベントを開催していただいて、みんな楽しんで、みんな感謝しているはず。県外参加者は福岡の印象は忘れられないと思います。
ありがとうございました!次回も楽しみです!
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